セブ島の治安は悪い?良い場所は?外務省発表のデータを元に分かりやすく解説

2019.06.18

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皆さんは、セブ島に行ったことはありますか?

セブ島は人気のリゾート地です。

日本からも直行便で行けますし、時差も1時間しかないので、訪れやすい場所の1つです。

ただ、気になるのがセブ島の「治安」です。

日本の外務省によると、現在セブ島には「危険レベル1」の注意喚起情報が発令されています。

フィリピンのその他に地域には、危険レベル3が出ているところもあり、セブ島の治安も心配されます。

これはフィリピンに多く存在する過激派組織によるもので、治安当局と衝突を繰り返しています。

セブ島では教会などの宗教施設では長い時間いないことや、フィリピンの祝祭日における行動には注意しなければなりません。

さらに、フィリピンでは窃盗を中心に犯罪が多発しています。

これはセブ島も同じです。

実際に日本人がセブ島で遭った被害には、子どもたちに囲まれて貴重品をすりとられるケースや睡眠薬強盗といった悪質なケースもあります。

さらに、ゲームをして多額のお金を巻き取られる「いかさま賭博」も横行しています。

こういった犯行は、繁華街やショッピングモールで声を掛けられ、発生しています。

セブ島では、こういった被害に遭わないために、常に不審な人がいないかどうか周りを確認することや、親しげに話しかけてくる人について行かないことが重要です。

さらに、テロや窃盗などの犯罪の他にも、フェリーを利用するときに安全の確保に努めることや、タバコを吸う人は喫煙できる場所かどうか必ず確認することも大事です。

フィリピンでは、衛生状態が悪いために食中毒にもかかりやすいです。

病院の衛生状態も良くないところも中にはありますので、そもそも病気や風邪にならにように予防することが重要です。

最後には、警察署や病院、大使館の連絡先もご紹介しています。

ぜひ参考にしてください。

セブ島の治安は良いのか悪いのか

フィリピンは、台湾の南にある多くの島々から成る国です。

その中央にあるのがセブ島です。

セブ島は、人気のリゾート地で、近年注目を集めています。

日本からはなんと直行便も出ていて、意外とアクセスしやすいのです。

さらに、近年フィリピン語学留学・セブ島語学留学が増えています。

欧米での留学よりも安く英語を学べるとあって人気なのです。

私も一時期興味があり、リサーチしてました。

フィリピン・セブ島で安く徹底的に英語を学んだあとに、カナダやオーストラリアなどにワーキングホリデーをしに行くパターンもあるようです。

実際に私の友人が大学時代にフィリピンで英語を学んで、留学関係の会社で働いている子がいます。

セブ島に行ってみたい!という人は多いと思いますが、この時気になるのが治安です。

外務省によると、現在セブ島には危険レベル1「十分に注意してください」という注意喚起情報が出ています。

フィリピンの北側と中央の島々にはレベル1の危険情報が出ていますが、南側にはさらに危険なレベル2「不要不急の渡航は止めてください」とレベル3の「渡航は止めてください(渡航中止勧告)」が出ています。

フィリピン政府も、フィリピン全域に国家非常事態宣言を出しており、レベル3のミンダオ地域には戒厳令を出しています。

セブ島でレベル1が発令されている理由は、セブ島と同じ地域(中部ビサヤ地域)であるボホール島において、2017年に武装勢力と治安部隊が衝突し、死者が出たからです。

日本人を狙った事件が多発していることもあり、注意が必要なのです。

セブ島がレベル1だからといって、安心はできません。

セブ島の南にあるレベル3の地域では、武装勢力によるテロが起こり、民間人が死亡したと混沌としています。

こういった周辺の情勢も含めて、今のセブ島は決して治安が良いとは言えなく、治安は悪いと思った方が良いでしょう。

フィリピンを含めた東南アジアはほとんどに危険情報が出ています。

そのお隣の地域にあるスリランカも、先日テロがあり、危険情報が出ました。

そういった周辺各国の情勢もフィリピン・セブ島にどう影響してくるかも、個人的には気になります。

どのような犯罪がどのくらい発生しているかや、日本人の被害例、衛生状況など、外務省のデータを参考に解説していきます。

ぜひご覧ください。

参考サイト⇒外務省海外安全ホームページ「フィリピンの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)」

セブ島における犯罪発生状況について

まずは、犯罪の発生状況について見ていきましょう。

まず、フィリピン全体の数値をご紹介します。

フィリピンの2017年の犯罪の発生件数は約520,000件となりました。

この数字を見て、どう思うでしょうか?

具体的に見ていくと、窃盗や傷害・暴行、強盗などは約110,000件発生し、多い順に窃盗は約35,200件、傷害・暴行が約31,900件、そして強盗が約16,500件となっています。

1日に換算すると、窃盗はフィリピン全体で96件は発生していることになります。

この1番多い窃盗をピックアップすると、2018年ですが、その年の10月~12月の3か月間でセブ州で発生した窃盗は、886件となっています。

1か月で換算すると295件となります。

さらに、フィリピンでは銃器などが多く出回っており、それが犯行に使われることもあります。

最初は軽微な犯行だったとしても、それが殺人につながってしまうこともあるのです。

参考サイト⇒外務省海外安全ホームページ「安全対策基礎データ」外務省海外安全ホームページ「海外安全対策情報(2018年10月~12月)(セブ)」

セブ島で日本人や観光客が巻き込まれやすいトラブルや事件

次に、セブ島で日本人や外国人観光客が巻き込まれやすい事件について、ご紹介します。

まず確認したいことは、「日本人を含め観光客は、銃器を持つことがない」ということです。

現地の人との違いです。

そのことから、犯行グループの人たちは、例え狙ったとしても、自分たちへの被害は少ないと考えます。

こういったことから、日本人、外国人観光客は犯罪の標的になりやすいのです。

以下、セブ島以外の地域も含めての、日本人や外国人観光客の被害をご紹介します。

①スリやひったくりなどの窃盗

スリやひったくりは、海外で日本人が被害に遭う代表格ですが、フィリピンでも多くなっています。

例えば、財布やスマホといった貴重品やウエストポーチを盗んでいく事案が発生しています。

オートバイに乗った犯人が、歩行者の手荷物を取って、走り去っていく被害も報告されています。

セブ島では、複数の子どもたちに囲まれて、困惑している隙に貴重品を盗んでいくケースが発生しています。

大人だけではなく、子どもも犯行に及んでいるのです。

日本では到底考えられません。

②強盗

強盗の被害も深刻です。

男数人に銃で脅され、手荷物を奪われたという日本人の被害も報告されています。

外国人の被害例では、反抗してしまい銃で殺されてしまったケースも多発しています。

追い払おうと、むやみやたらに反抗するとそれが凶と出ることもあります。

さらには、「睡眠薬強盗」といった複数のフィリピン人が日本人に話しかけ、日本の話を聞かせてほしいなどとして家に呼び寄せ、睡眠薬を混ぜたものを食べさせ、こん睡状態になっているうちに現金やカードを盗み取るといった悪質なケースも発生しています。

フィリピンは親日国と言われています。

そういった手法で日本人を狙いにいく人もいるのです。

セブ島では、このような睡眠薬強盗に加えて、トランプ・ゲームをして多額の掛け金を巻き上げられる「いかさま賭博」も多く発生しています。

先ほどセブ島には語学留学を目的に行く人も多いと述べましたが、そういった留学生の被害も報告されています。

参考サイト⇒外務省海外安全ホームページ「フィリピンにおける安全対策(安全の手引き)」

セブ島で特に注意が必要な治安が悪い場所

次に、セブ島で特に治安が悪い場所をご紹介します。

セブ島はリゾート地で有名ですが、もちろんそれだけじゃありません。

繁華街やショッピングモールなどでも楽しめます。

日本より物価が安いため、沢山買い物をしたい!という人もいるでしょう。

ですが、先ほどご紹介した、子どもたちに囲まれて貴重品を盗まれた被害はこういった繁華街で起こっています。

さらに、繁華街やショッピングモールで話しかけられ、最終的に睡眠薬強盗やいかさま賭博につながるのです。

こういった場所は近づきやすく、声を掛けやすい場所でもあります。

特に注意しましょう。

参考サイト⇒外務省海外安全ホームページ「フィリピンにおける安全対策(安全の手引き)」

セブ島での防犯対策について

次に、気になる防犯対策についてご紹介します。

フィリピン・セブ島では、犯行グループはまず標的を決めてから犯行に及ぶことが多いことを覚えておきましょう。

外出しているときには、不審な人はいないか、ついてくる人はいないか常に周りを確認しましょう。

子どもも含めてです。

そして、被害を最小限に抑えるためにも、1人での行動は控えましょう。

被害に遭ってしまい、そこで抵抗すると、より危害を加えられる可能性もあります。

それでは、スリやひったくりなどの窃盗と強盗の対策について、解説していきます。

①スリやひったくりなどの窃盗

貴重品はいくつかに分けて持ち歩きましょう。

その際にはバッグがしっかり閉じてあることを確認します。

手の入れやすい口の開いたものは使わない方が良いです。

さらに、オートバイでのひったくりに遭わないように、車道とは反対側に持ちましょう。

②強盗

まずは、見知らぬ人に親しげに声を掛けられても、話に乗らないことが大事です。

日本語で話しかけられても同じです。

万一、食べ物や飲み物を勧められても絶対に口にしないようにしましょう。

話しかけられてついて行ったら、仲良くしてくれたし何事もなかったのでその人のことを信用しきってしまうこともあるかもしれません。

犯人は自分のことを信用しているなと感じたら、そこで初めて犯行に及ぶこともあります。

とにかく睡眠薬強盗やいかさま賭博は人の話に乗らないことです。

参考サイト⇒外務省海外安全ホームページ「フィリピンにおける安全対策(安全の手引き)」

セブ島に滞在している時に特に注意するべきこと

次に、セブ島にいるときに特に注意するべきことについてです。

セブ島では窃盗などの犯罪に気を付けることも大事ですが、以下の3つのことも滞在する上では大事になってきます。

①他の地域ではテロ活動が頻繁に行われていることを知り、次は自分の身に危険が及ぶかもしれないということを常に意識して、行動すること。

最初に述べたように、現在セブ島には危険レベル1「十分注意してください」が発令されています。

さらに、フィリピンの南の地域では、危険レベル2、3のところもあります。

フィリピンでは、イスラム系の武装勢力などの過激派組織が多くいて、人々を傷つけています。

度々治安当局と衝突し、死者を出しています。

今年もすでに死者の出るテロが発生しています。

滞在中に巻き込まれたくないですよね。

先述したように、2017年には、セブ島と同じ中部ビサヤ地域にあるボホール島にて、イスラム過激派組織の1つであるASGと治安部隊が衝突し、9人の死者が出ました。

セブ島は他の地域と比べれば、治安は良いです。

ただ、そういった危険な地域では、爆弾テロや身代金目的の誘拐事件が発生しているのが事実なのです。

セブ島でも今後、大なり小なりテロが発生することは否定できません。

危険レベルが1から引き上げられることも考えられます。

セブ島に行く際には、テロの標的となりやすい教会やモスクなどの人が多く集まる場所での滞在時間を短くするなどの工夫をすることが大事です。

さらに、治安関係施設周辺には近づかないことも大事です。

特に、フィリピンの祝祭日などには、人が多く集まる場所に長く滞在したり、治安関係施設に近づいたりしないようにしましょう。

そして、セブ島以外の地域の治安情勢について、常に最新の情報をネットなどで収集するように努めましょう。

「ここは日本ではない」ということを高く意識することが非常に大事です。

②フェリーを利用する際には安全の確保に努める。

セブ島滞在中には、他の島も訪れてみたい!とフェリーなどを利用することも出てくるかと思います。

フィリピンでは、別の島へ行きたいときには、フェリーやバンカー・ボートなどで移動するのが一般的で、多くの人が利用します。

ただ、多くの人が利用するからといって、安全が確保されているわけではありません。

実際2013年には、セブ州で大型フェリーと貨物船が衝突する事故が起こり、死者が出ました。

フェリーなどを利用する際には、その安全性は高いのか現地セブ島でもしっかり聞き、心配事をなくして、信頼できるようでしたら利用するようにしましょう。

ネットで、利用するフェリー会社の口コミをチェックするのも有りでしょう。

③喫煙のルールを守る。

セブ島を含めフィリピンでは、指定の場所以外では禁煙です。

日本でも外での喫煙のスペースが少なくなっていますが、フィリピンでもルールを守りましょう。

うっかりタバコを吸ってしまい、警察に声を掛けられないようにしましょう。

参考サイト⇒外務省海外安全ホームページ「安全対策基礎データ」外務省海外安全ホームページ「フィリピンにおける安全対策(安全の手引き)」

セブ島で特に注意をするべき病気とケガ

次に、フィリピン・セブ島で発症しやすい病気を3つご紹介します。

①食中毒

フィリピンでは、衛生状態が悪く食中毒を発症する人が多いです。

これは、フィリピンが1年中気温の高い地域であることに加え、水害が多いことに原因があります。

食中毒を起こさないためにも、不衛生だと感じたら口にしないことです。

②デング熱

デング熱は一時期日本でも話題になりましたが、フィリピンにおいては、1年中注意が必要です。

まずは刺されないことが1番なので、露出の多い洋服は着ないこと、暑くてもカーディガンなどを羽織るなどの対策を講じましょう。

虫よけスプレーも有効です。

③狂犬病

狂犬病にも注意しましょう。

先日フィリピンでノルウェー人女性が犬に噛まれて亡くなったというニュースが報じられましたよね。

動物にはむやみやたらに近づかないようにしましょう。

参考サイト⇒外務省「世界の医療事情」

セブ島の衛生面での心配点

次に、セブ島での衛生面についてです。

先ほど述べたように、フィリピン・セブ島は、1年中暑く、水害も多いため、衛生状態は良くありません。

食中毒にかからないように、火の通ってあるものでも時間が経っているものは食べないようにしましょう。

また、水はお店でペットボトルの水を買うようにしましょう。

1度口を付けて何日も放置した水は、念のため飲まない方が良いでしょう。

衛生状態に注意しないと、体調が悪くなり、病院で診てもらわなければならなくなることも考えられます。

残念ながら、衛生状態が良いとは言えない病院もあります。

ですので、先ほどの3つの病気や風邪などの軽い体調不良も含めて、ならないように予防することが大事です。

参考サイト⇒外務省海外安全ホームページ「安全対策基礎データ」外務省「世界の医療事情」

セブ島で何かあった際の連絡先と対処方法

最後に、セブ島で事件に巻き込まれたり、体調が悪くなったときの連絡先をご紹介します。

<警察署>「166」(セブ市内)
<救急車>「161」
<消防>「256-0541」(セブ市内)

番号がそれぞれ異なるので、間違えないようにメモしておきましょう。

<在フィリピン日本国大使館>「551-5786」(邦人援護ホットライン)
<在セブ領事事務所>「032-231-7321」

万一、テロが発生した場合には、まずは自分の身を守る行動をし、事態が落ち着き、可能であれば大使館に連絡しましょう。

その後は、大使館の指示通りに動きましょう。

主に日本人が利用する病院

<セブ・ドクターズ・ホスピタル>「266-2067」(ジャパニーズ・ヘルプ・デスクに繋がります。)

病院に行く際には、現金、クレジットカードの他、海外旅行傷害保険の保険証書を必ず持っていきましょう。

予約の有無は不明ですが、念のため電話で聞いて見てから受診するようにしましょう。

参考サイト⇒外務省海外安全ホームページ「フィリピンにおける安全対策(安全の手引き)」外務省「世界の医療事情」

まとめ

以上、セブ島の治安についてでした。

セブ島は有名な観光地ですが、一方でその他の地域ではテロが多発しており、セブ島でも油断はできないことがお分かりいただけたかと思います。

さらに、窃盗や強盗も多発しています。

防犯対策を知っておく、だけでは意味がありません。

知った上でそれを行動に移さなければ意味がありません。

しっかりと防犯対策を講じて、楽しいセブ島での滞在にしましょう。

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